総本家新之助貝新では、蛤を生のまま一つ一つむき砂を取り除くため水でよく洗った後、沸騰した湯に入れて湯煮します。そして湯を切り、生引溜を沸騰させたハソリ(大鍋)に蛤く入れ半時間くらい煮込んだら出来上がります。
この時に予め刻んだ生姜を入れて風味をつけます。
この製法は、創業当初から変わらずこだわりを持って一品一品丁寧に作業をしております。
揖斐・長良・木曽の三大河川の河口に位置する桑名は、自然の恵みからは様々な味の特産品が生まれました。桑名の浜から沖合いにかけては、木曽三川の淡水と海水がほどよく混じり、貝や海苔・白魚などが豊富に採れる場所でした。特に蛤は「浜の栗」と呼ばれるほど色合いや艶が良く、ふっくらとした大きな実で、古くから全国的に知られていました。
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